本記事は、KOMOJUからShopifyへ同期される取引エラーコード(PROCESSING_ERROR / CANCELLED_PAYMENT)を検知し、対象注文を自動キャンセルするShopify Flowの構築手順を解説します。
前提条件
- 対象決済手段:コンビニ決済・銀行振込など「期限付き(後払い)」の決済で、入金期限切れにより失効した注文が対象です。クレジットカード決済は対象外です。
- 2つのエラーコードを併記する理由:
PROCESSING_ERRORは旧コード、CANCELLED_PAYMENTは現行コードです。過去分(旧コード)と現行分(新コード)の両方に対応するため、両方を条件に含めます。 - Shopify Flowのご利用について:Shopify FlowはShopifyが提供する機能です。Flowアプリ自体の操作・仕様に関するご質問は、Shopifyへご確認ください。KOMOJUでは完全なサポートを提供できません。
設定手順
① ワークフローを新規作成する
Shopify管理画面の「Flow」を開き、≪ワークフローを作成≫をクリックします。
② トリガーと条件、アクションを設定する
入力欄が表示された場合は、以下の内容を指定します。手動で構成する場合も、下記のとおり設定してください。
Trigger: Order transaction created Conditions: - orderTransaction.gateway INCLUDES "KOMOJU" - AND orderTransaction.errorCode EQUALS "PROCESSING_ERROR" - OR orderTransaction.errorCode EQUALS "CANCELLED_PAYMENT" Action: Cancel order Restock: ON Customer Notifications: ON Refund: ON Staff Memo: "Cancelled because KOMOJU payment was cancelled"
③ ワークフローをプレビューする
ワークフローが作成されたら、右側画面内の≪プレビュー≫をクリックし、構成内容を確認します。
- トリガー:Order transaction created
- 条件:「Order transaction gateway を含む KOMOJU」+「Order transaction error code と等しい PROCESSING_ERROR」/「Order transaction error code と等しい CANCELLED_PAYMENT」
- アクション:Cancel order
④ Cancel Order(キャンセル処理)の詳細を調整する
ワークフロー最下部の≪Cancel order≫をクリックし、以下の各設定を用途に合わせて調整します。
- Send a notification to the customer:ご購入者様へ、注文キャンセルに関する通知を送信するかどうかを設定します。
- Refund:Shopifyの注文処理上で【返金】を実行するかどうかを設定します。
- Restock items:Shopifyの注文処理上で【在庫調整(在庫の戻し)】を実行するかどうかを設定します。
- Staff note:当該取引のメモ欄へ、自動化処理が行われた旨のメモを残せます。
Cancelled because KOMOJU payment was cancelledのように記載しておくと、後々の注文管理が容易になります。
⑤ ワークフローを有効化する
画面上部の≪ストアに追加≫をクリックし、ワークフローを有効化します。
ご注意点
本Shopify Flowでは、旧コード
PROCESSING_ERROR・新コード CANCELLED_PAYMENT のいずれの場合でも、KOMOJU側で期限が切れた取引に紐づく注文がキャンセルされます。有効化にあたっては、下記を十分にご確認ください。- 開始のタイミング:有効化以降に作成された取引が対象です。運用開始時期を事前にご確認ください。
- 既存Shopify Flowとの競合:すでに構築済みのワークフロー(注文キャンセルや通知に関するもの)と処理が重複・競合しないか、事前にご確認ください。
次に行うべき操作
- Shopify管理画面の「Flow」で、本ワークフローが「有効(オン)」になっていることを確認します。
- Flowアプリ自体の挙動や詳細仕様についてご不明点がある場合は、Shopifyへお問い合わせください。